Monday, June 25, 2007

オブジェクト指向 のメリット まとめ

ユーザー・クライアントは、何らかの問題・課題を解決したいが故に、システムを構築する。
オブジェクト指向は、その問題領域の要望・要求の構造と振る舞いを、オブジェクト群とそれらの連携(協調)で、モデル化することができる。
システムのデザイン・設計とそのアーキテクチャも、オブジェクトとそれらの連携
コンストラクションの単位もオブジェクト
再利用・部品化・共通化の単位もオブジェクト。
ユーザの業務から実装まで、オブジェクトという考え方で、トレース可能なものにできる。

ユーザ・クライアントの基本的な考え(コンセプト・ビジネスモデル・ワークフロー)を、抽象化して計算機に入れてしまう。ユーザ・クライアントの心、気持ちを、忠実にシステムに反映させる。

オブジェクトは、極めてカプセル化され自立している。そのオブジェクトに機能が不足している場合、継承で新しいオブジェクトを作る、隣に別のオブジェクトを作りメッセージで繋ぐなどができる。

カプセル化により、中をどうしようと、システム全体としては、問題にならない。オブジェクトの外側のI/Fはそのままにしておき、アルゴリズムを変える、チューンする。I/Fが一緒の別のオブジェクトと入れ替える。

業務から実装までトレース可能なオブジェクト指向だか、その記述に使われるのがUML。

クラス図だけとは言わず、入り口から使用しないと、ありがたみが減ずる。

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