Tuesday, April 10, 2007

言語の歴史 2 手続き型 構造化

オブジェクト思考の背景として歴史を知ることの他にも、コンストラクションの重要な決断をするためには、言語の種類、特色は理解しておくべき。どうしてこのシステム構築にあたって、PHP5を選択しているのだろう。いつまで、半人前のPGでいいなら知らなくても、考えなくてもいいけど。

COBOL アメリカ国防省向けに作られた。今でも大量に資産がある。
手続き型から進歩も続けていて、構造化COBOLや、最近では、オブジェクト指向の機能を持つCOBOLまである。不勉強で、オブジェクト指向COBOLの詳細は知らない。

Fortan 手続き型でスタートだが、Fortran77では、ブロック構造のIfが追加され、構造化への歩みもしている。

C 低水準に移植性の高いアセンブラとしても使えるし、構造化された制御、マシンからの独立(一応は)など、高級言語としての機能も。1980-1990年代、オープン系開発では、事実上の標準ともいえる。

手続き・構造化は、ずいぶん、がんばってイロイロなことを試みる人たちがいた。
同じようなところを、まとめて、サブルーチンとして使いましょうよ。
アセンブラまでは職人だけだったが、この頃から、プログラムが大衆化して、それこそ、ぐちゃぐちゃになって、コードの書き方何とかしましょうや。で構造化。

ちゃんとやれば、それなりに理解しやすいプログラムになる。でも、再利用できるのはあくまでも、コードのレベル。それ以前の、分析・設計の再利用性は、ない。勿論、コードと業務のつながりは直接的にはなく、ドキュメントのみが頼りになる・・が、このドキュメントが十分であることは・・マレだ。

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